趣旨・目的
地球規模での深刻な環境問題として、人為起源の温室効果ガスの増加による「地球温暖化問題」が提起され、代表的な温室効果ガスである二酸化炭素の排出を削減することが求められています。COP21でパリ協定が採択されたことに伴い、我が国でも「地球温暖化対策計画」が閣議決定され、これに基づいた施策が総合的に講じられています。
エコドライブは、この計画において「環境に配慮した自動車使用の促進」として位置づけられ、「エコドライブ普及連絡会」(警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省)が「エコドライブ普及・推進アクションプラン」を策定し、関係団体が一体となって取組を推進しているところです。
公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団は、1997年に設立された「エコドライブ普及推進協議会」(運輸関係等16団体で構成)の事務局を務めるとともに、独自にエコドライブを普及推進するための様々な活動をしています。この活動の一環として、2011年度から「エコドライブ活動コンクール」を開催しています。優れた取組を行っている事業者を表彰し、その取組内容を紹介することでエコドライブの更なる普及や運輸事業部門の脱炭素化を図っています。
今年度は業態別に3部門で応募を受け付けます。また、各部門の最も優れた取組に対して、事業部門では国土交通大臣賞を、一般部門では環境大臣賞を授与します。事業者から事業者以外の団体まで幅広い参加をお待ちしております。